7月1日午後2時
いつも笑っている風に見せても
本当は何も感じていない
いっそ消えてしまえば、なんて。
そんなからっぽな僕に
君はいつもじんわりと染みる笑顔を向けてくれた。
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でも僕はそんな自分に浸っていたから
君の隠していた真
赤
なガラスに気付けなくて
ひび割れたそのガラスに気づいたころには君はもういなかったんだ。
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